生活に役立つ賃貸物件の設備
賃貸人は、集客のため様々な設備を争うように設ける傾向があります。賃借希望者が賃貸物件を探す際に、不動産屋のサイトで設備のボックスをチェックすることにより、希望物件を絞り込むからです。最寄り駅までの距離や周辺環境を変えることはほぼ不可能ですが、設備なら付加的に設けられるのです。エアコンやガスコンロといった生活必需品に加え、宅配ボックスや温水洗浄便座なども人気の高い設備と言われています。特に、オートロックやモニター付きドアホンなどがセキュリティ上重要な設備として注目されています。
オートロックが共用エントランスに設置されていれば、各居室の玄関まで押し売りや勧誘など煩わしい訪問者が入れないので、プライバシーを重視する賃借人には欠かせない設備となっているのです。
モニター付きドアホンがあると安心
モニター付きドアホンが備えられた物件では、共用エントランスに来た訪問者が部屋番号をプッシュし、チャイムを鳴らして居住者を呼び出します。訪問者の姿は、エントランスのカメラに撮影され、各部屋のモニターに映し出されるのです。居住者は来訪者の顔を確認してからエントランスのオートロックを解除するかどうか決められるため、不審者の侵入を概ね防げるでしょう。インターホンを通じて来訪者と会話もできるので、用件を問いただして、少しでも怪しければ解錠を拒否できます。
中には、モニターに映し出される映像を録画できる機能を備えた物件もあり、不審者が来訪した場合は録画映像を家族や警備会社のスタッフに見せることも可能です。モニター付きドアホンは、セキュリティ上欠かせない設備と言えるでしょう。