騒音の発生源になるものが身近にないか確認しておく

賃貸物件を選ぶ際は、周辺環境に注意!

賃貸物件を探す時は、日当たりや築年数をはじめ間取りや最寄り駅からの距離など気になる項目が多いものです。建物の設備など居住性も重要ですが、周辺環境にも留意しなければなりません。スーパーマーケットやコンビニといった商業施設のほか、病院やATMなどの存在もチェックしましょう。子どもがいる場合は、周辺に公園など児童が遊べる場所があると役に立ちます。犬等のペットを飼っている世帯なら、散歩に連れて行ける緑道や歩道があることが望ましいでしょう。 それから、通勤や通学に使う経路の安全性にも配慮が必要です。昼間は明るくて人通りが多くても、夜になると街灯が少なく人通りも絶えて安全上の問題が生じるケースもあるからです。内見の際は、昼夜の2回に分けて周辺環境を確認しましょう。

騒音の発生源の有無をチェックしましょう!

賃貸物件の周辺環境において、騒音の発生源となる物があるかどうか確認することも大切です。大きな幹線道路沿いの物件は、昼間の交通量が少なく見えても、夜中に物流関係の大型車がひっきりなしに通行するケースも見られます。工場や学校などが近くにある物件に住むと、操業中の機械音や子どもたちの歓声に悩まされるかもしれません。低層住居専用地域なら近隣に騒音を出す店舗が設置される心配はありませんが、それ以外の用途地域では近所にカラオケやバーなどの店が開いていることもあり、深夜の騒音が生じる可能性があります。 また、隣家の給湯器やエアコンの室外機が居室の窓の近くにある物件では、作動音をうるさく感じることもあるでしょう。この点についても、時間帯を変えて物件の周辺環境を調べる努力が欠かせません。